(お知らせ)スポーツ医学専攻3年竹上綾香の論文がThe Journal of Physical Fitness and Sports Medicineおよびハンドボールリサーチに掲載され、2021年度日本ハンドボール学会奨励賞を受賞しました。

スポーツ医学専攻3年の竹上綾香(指導教員:白木仁)が筆頭演者の論文「Relationships between subjective and objective indicators of training load in female handball players」がThe Journal of Physical Fitness and Sports Medicineに掲載されました。

内容紹介:トレーニング負荷のモニタリングはパフォーマンスの向上や傷害・疾病の予防のために重要とされています。トレーニング負荷はGPSや加速度計、心拍計によって客観的に測定が可能ですが、測定機器が高価であることや測定方法が簡便ではないことが指摘されています。そこで、本研究ではハンドボールトレーニングにおけるより簡便な負荷測定方法を提案するために、主観的負荷指標(session-RPE)と客観的負荷指標(総移動距離・Player Load™・心拍負荷)の関係を明らかにし、session-RPEの負荷定量方法としての妥当性を検討しました。

スポーツ医学専攻3年の竹上綾香(指導教員:白木仁)が筆頭演者の論文「ハンドボールにおけるトレーニング様式別の負荷定量評価」がハンドボールリサーチに掲載されました。

内容紹介:ハンドボールは頻繁な攻守の入れ替わりの中で高強度運動が繰り返し行われることから、生体力学的・生理学的な負荷が高いスポーツとされています。このような身体要求に適応し、目標とする大会時期にパフォーマンスがピークに到達するためには、日々のトレーニングにおける負荷を定量評価し、負荷の特性を理解することが重要となります。そこで、本研究ではハンドボールの5つのトレーニング様式 (一般的練習、技術練習、戦術的個人練習、戦術的グループ練習、試合的練習) の負荷・強度を明らかにしました。

上記は2021年度日本ハンドボール学会の奨励賞を受賞しました。