(お知らせ)スポーツ医学学位プログラム3年三ツ橋利彩の論文がInternational Journal of Environmental Research and Public Healthに掲載されました。

本学位プログラム3年の三ツ橋利彩(指導教員: 中田由夫准教授)が筆頭著者の論文「Factors Associated with the Prevalence and Severity of Menstrual-Related Symptoms: A Systematic Review and Meta-Analysis」がInternational Journal of Environmental Research and Public Healthに掲載されました。

内容紹介:多くの若年女性が経験している月経随伴症状について、症状の発現や重症度に関連する要因を検討した先行研究を系統的に検索しました。1479件の論文のうち、一定の研究の質が確保された77件の論文から、症状の発現および重症度に関連する要因についてのデータを抽出し、メタ解析を行いました。その結果、身体特性や月経特性、生活習慣の一部の項目は、月経随伴症状の発現や重症度に関連することが確認されました。本研究で抽出された関連要因のうち、修正可能な要因を改善することで、月経随伴症状の発現や重症度が抑えられる可能性があることから、今後、さらに詳細な影響を検討することで、女性の健康支援に役立つ有益な知見が得られることが期待されます。

詳しい内容につきましては、プレスリリース(日本語版)を参照してください。