（お知らせ）スポーツ医学学位プログラム1年Shi Yutongの論文がNutrientsに掲載されました。

本学位プログラム1年のShi Yutong（指導教員: 中田由夫准教授）が筆頭著者の論文「Effectiveness and Components of Web-Based Interventions on Weight Changes in Adults Who Were Overweight and Obese: A Systematic Review with Meta-Analyses」がNutrientsに掲載されました。

内容紹介：システマティックレビューとメタ解析という手法を用いて、肥満者の体重変化に対するウェブベース介入の有効性を検証するとともに、効果的な構成要素について検討しました。二つのデータベースを用いて文献を検索し、最終的に採用された97件を質的に分析し、51件を量的に分析しました。質的分析の結果として、ソーシャルサポート、行動変容に対するセルフモニタリング、アウトカム（体重）に対するセルフモニタリング、行動目標設定、情報提供、アウトカムの目標設定が、ウェブベース介入の有効な構成要素として抽出されました。量的分析の結果、ウェブベース介入の有効性が認められ、有効な構成要素として、個別化された情報提供と専門家の助言の有効性が認められました。本研究により、ウェブベース介入の減量効果が認められました。今後、有効な構成要素を組み合わせることで、さらに効果の高い減量プログラムの開発につながることが期待されます。

詳しい内容につきましては、プレスリリース（日本語版）を参照してください。