(お知らせ)スポーツ医学学位プログラム3年森翔也の論文がHypertension ResearchおよびAmerican Journal of Physiology. Regulatory, Integrative and Comparative Physiologyに掲載されました。
本学位プログラム3年の森翔也(指導教員: 小﨑恵生助教)が筆頭著者の論文「Sedentary behavior is associated with reduced cardiovagal baroreflex sensitivity in healthy adults」がHypertension Researchに掲載されました。
内容紹介:日常生活中の長時間の座位行動は心血管疾患の発症リスク上昇に寄与することが報告されていますが、その機序は十分に明らかにされていませんでした。本研究の結果から、座位行動時間が長い人は心臓迷走神経を介した圧受容器反射感受性が低下していることが明らかにされました。本研究の結果は、長時間の座位行動が心血管疾患発症に寄与する機序の解明に貢献する可能性があります。
本学位プログラム3年の森翔也(指導教員: 小﨑恵生助教)が筆頭著者の論文「Effects of the number of sit-stand maneuver repetitions on baroreflex sensitivity and cardiovascular risk assessments」がAmerican Journal of Physiology. Regulatory, Integrative and Comparative Physiologyに掲載されました。
内容紹介:圧受容器反射感受性は心血管疾患リスク評価に有用であることが示されていますが、その評価方法が煩雑なため、臨床現場で応用されていないことが問題視されています。本研究は座位-起立の姿勢変化を2分間繰り返すことで、圧受容器反射感受性を評価できることを明らかにしました。本研究は簡便な圧受容器反射感受性の評価方法を確立したことから、同指標の臨床現場への応用に貢献する可能性があります。