(お知らせ)スポーツ医学学位プログラム2年岩本寧々の論文がJournal of Musculoskeletal and Neuronal Interactionsに掲載されました。

本学位プログラム2年の岩本寧々(指導教員:髙橋英幸教授)が筆頭著者の論文「Bilateral Characteristics of the Achilles Tendon and Their Relationship with Jump Performance in University Kendo Athletes」がJournal of Musculoskeletal and Neuronal Interactionsに掲載されました。

内容紹介:

剣道における左右非対称の運動様式と、左脚のアキレス腱障害が多いという実態をふまえ、本研究では、剣道選手のアキレス腱の形態および弾性特性における左右差、および、ジャンプパフォーマンスへの影響を調査しました。その結果、左脚アキレス腱の最大横断面積が右脚より大きい一方、ジャンプパフォーマンスには左右差がないことが明らかになりました。これらの結果は、剣道に特徴的な左脚の踏み切り動作による反復的な力学的負荷により、左右のアキレス腱で異なる適応が生じる可能性を示唆するものであり、アキレス腱障害予防策を立案する上で有用となる基礎的知見となることが期待されます。

 

詳しくは以下をご覧ください:

https://www.ismni.org/jmni/article/25/232